2010年5月9日日曜日

カッコいい勉強

Sphia代表のしんです。

今日は町田のカフェで作業。

学生時代はカフェやファミレスで作業することはほとんどなく、
ひたすら家でコーディングしてたんだけど、
最近だんだんカフェに行くようになってきた。
(家がネットつながらないんで)


丸いテーブルで60-70代ぐらいの男性が本を読んでいた。
小説にしては大きいし、ハードカバーでもないし、横書きだ。

チラリと中を見てみると、
∫←こんな記号がひたすら並んでいる数学の本だった!
(物理の本かもしれない!)

僕はそれを見てとてもハッピーな気持ちになった。

その人が理系の研究者である説も全然捨てきれないけど、
その年になっても精力的に学問をつき進めてゆく姿勢。
いつになっても学びってやっぱり大事なんだな!って思えた。

他にも学生や社会人が各々、英語や法律、経済などの学びに勤しんでいた。

街に出たから分かった。

学びたい人は結構いるぞ!


僕らは、サービスを提案するたびに
「勉強したい人、がターゲット?それはビジネスを考えてない。
そんなやつほとんどいないんだって。お前らは医学部だから特殊なんだよ」

と言われ続けてきた。


とても寂しかった。
勉強をしたい!という欲求が、どこか社会通念みたいなものに
抑圧されている感があったから。

社会で成功を収めている「イケてる」人たちはもしかしたら、
「学校の勉強など無意味。社会に出てからがすべて」というかもしれない。
「学生時代はとにかく遊べ!社会経験積め!
  机上の空論なんて意味ないからな!」

と、カッコ良く語るかも知れない。

こういった表現は、勉強するという行為を、泥臭くてカッコ悪くて
究極の遠回りなものにしてしまう。

ではそれは本当なの?
勉強するという行為は、泥臭くてカッコ悪くて、究極の遠回りなの?

もちろん社会経験とか遊びとか実務的なこととか、
必要なものは勉強以外にもたくさんある。

でもそれは勉強が意味ないということとは別次元の話。
どっちも大事なんだよ。
大事だから、高齢になっても自発的に勉強してるんだよ。

勉強ってカッコ悪いみたいなイメージを払拭すれば、
きっともっと多くの人が堂々と勉強するんじゃないのかな?

僕はSphiaという活動を通じて、
勉強する全ての人に、coolな勉強法を届けたい。
社会全体が、少しでも「勉強って、楽しくて、カッコいいもんだ!」
っていう認識になってきたら、きっと日本は良くなっていくと思う。

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